旅行が大好き。
生きているうちにいろんな場所へ行ってみたいし、子どもたちにも様々な文化を肌で感じ、経験し、視野を広めてもらいたい。
日々そんなことを思って過ごしていますが、この夢を叶えるためには先立つもの……
つまりお金が必要です。でも、我が家は普通のサラリーマン共働き家庭。
本来だったら年に何回も海外旅行できるような裕福な暮らしはしていません。
ところが、すでに2つの海外家族旅行が予定されています。
2017‐2018 年末年始 | マカオ~香港(香港ディズニーランド) |
2018 ゴールデンウィーク | シンガポール |
先ほども書いたとおり、しがない共働き家庭の我が家がどうしてそんなに頻繁に海外旅行へ行けるのでしょうか?
その理由は航空券代が無料だから。参考までに年末年始に予定している旅程での航空券代金を見てみましょう。
座席クラスはエコノミーです。(家族4人分の金額です)
え……無理……航空券にこんな金額お支払いできない……。
ですが、今回はこの多額の航空券代が 無料 となりました。
その理由は、マイルを貯めてそれを航空会社の特典航空券に交換したからです。
必要なマイル数は、1人23,000マイル。
それを4人分交換しました。
そして、マイルのおかげで私の生活はこんなふうに変わりました。
- 旅行費用が節約できる
- 家族旅行にたくさん行くことができる
- 現地での生活を通した旅育効果
では、私はどうやって家族4人が海外旅行へ行けるだけのマイルを貯めたのでしょうか?
その方法について見ていきましょう。
まずは「マイル」ってなに? という方向けへ簡単な解説から。
出張や旅行で飛行機を利用した際に、「マイル」や「マイレージ」という言葉を聞いたことはありませんか?
「マイレージ」とは、航空会社が実施しているポイントプログラムを指します。
そして「マイル」は、そのポイントの単位のことです。
ということは、
マイル=航空会社が実施しているポイントプログラムのポイント
だと考えれば、決して難しいことはありませんね。
聞きなれない言葉についつい構えてしまう部分もありますが、「マイル=ポイント」だと覚えてしまいましょう。
さて、皆さんはTポイントやdポイント、Pontaなどすでに貯めているポイントはありますか?
スーパーやコンビニ、百貨店などでは、買い物の際にポイントカードに「ポイント」が貯まりますが、「マイル」は、飛行機を利用した時、買い物で提携クレジットカードや提携電子マネーを使ったお買い物時に貯めることができます。
そして、貯まったマイルは国内線・国際線の無料往復航空券(特典航空券)や商品券、電子マネーなどのお得な特典と交換することが可能です。
私は現在、全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)のマイルをメインに貯めています。
ちなみにANAマイル、JALマイルともに以下の名称で運営されています。
- JALマイル=JAL Mileage Bank(JALマイレージバンク)
- ANAマイル=ANA Mileage Club(ANAマイレージクラブ)
JALマイレージバンクはJMB、ANAマイレージクラブはAMCと略されますので、ご参考までにどうぞ。
先ほどマイルを貯める方法は、飛行機に乗るか、買い物時にマイルが貯まりやすいとされる提携クレジットカード(ANAの場合はANAカード、JALの場合はJALカード)や電子マネー(ANAの場合はEdy、JALの場合はWAON)を使うか、という話をしました。
夫も私も内勤で出張があるわけでもないので、搭乗でマイルを貯めることはできません。
そして、限られた資金の中で大量のお買い物をすることもできません。
そもそも、提携クレジットカードを利用してお買い物をする場合、どの程度マイルが貯まるのでしょうか?
100円=1マイルというのがだいたいの相場です。
”だいたい゛というのは、利用するクレジットカードによって異なるからですが、基本的には、100円で1マイルと考えてもらって問題ありません。
では、私が発券した国際線特典航空券を提携カードで決済して貯めようとした場合、いくら使えばいいのかと言うと……
23,000×4=92,000
92,000×100=9,200,000
なんと、920万円の決済が必要です。
もちろん、我が家はこの旅行のためにそんな出費はしていません。
というか、こんな出費をしていたら旅行どころではありません。
でも、普段の生活にひと手間加えるだけで、92,000マイルを半年で貯めることができます。
これが、陸でマイルを貯める人々……
すなわち 「陸(おか)マイラー」と呼ばれる人たちの現状 です。
そして私も陸マイラーの一人として、 ある方法 でマイルを貯めています。
大量マイルを貯めているというと、
「そんなにたくさんのマイルを貯めるなんて、大変なんでしょ?」
という声が聞こえてきそうですね。
私は職場で「マイルを使って旅行に行った」という話をすると、たいてい上記のような反応が帰ってきます。
そして皆さん口を揃えて「クレジット機能のあるANAカードを使ってそんなにたくさん買い物できないって!」とも。
どうやらうちの会社の人たちは、航空会社のマイルを貯める=航空会社発行のクレジットカードで決済をしてマイルを貯めるという認識のようです。
もちろんそれでもマイルを貯めることはできますので、私自身クレジットカードを利用できる場所ではいつもクレジットカードでお支払いをしていますが、先ほども話したように別の方法でマイルを獲得しています。
そのある方法とは……
ポイントサイトを活用してマイルを貯めるです。
そもそもポイントサイトってなんでしょう?
今、もっとも陸マイラーたちの視線を集めているポイントサイト「ライフメディア」のトップページ(の一部)がこちらです。
ライフメディアは、1P=1円のポイントサイトです。
目ぼしい案件をピックアップしてみると
- 楽天カード発行で14,000円分のポイント!
- MUJI Card発行で10,000円分のポイント!
- 実質0円!100%還元!
いかがですか?
クレジットカード発行で1万円以上の報酬がもらえるとか、買った商品が実質無料になるとか、そんな美味しい話があるわけないと思う方が自然です。
美味しい話にすぐに飛びつくのではなく、一度疑ってみる、納得できるまで考えてみる、その姿勢はとても大切だと思います。
実際に危険なポイントサイトもあるのが現実ですから。
ただし、そうしたサイトはほんの一部。
企業からの広告費で運営されている大手ポイントサイトは健全であり安心して利用できるサイトです。
ポイントサイトは
現実世界でいうところのショッピングモールのようなものだと考えるとわかりやすいですね。
ショッピングモールにお買い物に行く際、「あそこでお買い物して大丈夫なの?」と疑う人、ほとんどいませんよね。
ショッピングモールの収入は、テナント料と出店店舗の売り上げの一部をロイヤリティとして受け取ることです。
この仕組みは、ポイントサイトも同様。
サイトに掲載されている店舗や案件は、企業の広告費から出されています。
その広告を私たちが利用することにより、ポイントサイトにロイヤリティが支払われ、その一部が私たちに「ポイント」という形で還元されているのです。
企業はポイントサイトに出稿して集客し売り上げを伸ばす。
ポイントサイトは広告費とロイヤリティを受け取る。
私たちは欲しかった商品とポイントがもらえる。
誰も損をしていません。
まさに Win-Winのビジネスモデルがポイントサイト なんですね。
そして、そんなポイントサイトで大量ポイント獲得が狙える案件の代表格といえば、
- クレジットカード発行
- 保険の無料相談
- FX口座開設&取引
- 100%還元商品の購入
です。
多くの陸マイラーがそれらの案件をこなし、ポイントを貯めています。
中でも、利用者が手出し0円の完全無料でポイントが獲得できる保険の無料相談案件は利用している人も多いかと思います。
私もこれまで何度か利用し、FPさんから役立つ知識を教えていただきつつ、家計の見直しができたのはとてもいい経験でした。
下の画像は、多くの陸マイラー御用達のハピタスというポイントサイトで保険の無料相談をしたときに獲得したポイントです。
ハピタスは1pt=1円のサイトなので、 無料で9,800円を稼いだ ことになります。
ただし、保険の無料相談でポイントがもらえるのは基本的に一度だけ。
ポイントサイトを利用している期間が長くなればなるほど、該当案件は減っていきます。
これは仕方がないことなので、手出し0円ですむクレジットカード発行案件等と並行して、高還元商品を購入し、ポイントを獲得しているのです。
では、陸マイラーは貯まったポイントをどのように交換し、大量マイル獲得へとつなげているのかをご紹介します。
いくら大量のポイントを獲得しても、マイルに交換する際に目減りしては意味がありません。
まずは、その前に多くの方が貯めていると思われる楽天スーパーポイントやTポイントをANAマイルへの交換した場合から見ていきます。
1,000ポイントが500マイル。
つまり、還元率は0.5%となります。
ちなみに、先ほど紹介したポイントサイト「ハピタス」をANAマイルに交換する場合の手順は……
一度ドットマネー(.money)に交換し、そこからさらに東京メトロ(メトロポイント)、ANAへと交換していきます。
交換に2ヶ月程度要するのが難点ではありますが、このルートで1,000ポイントを交換した場合、900マイル獲得することができます。
還元率90% です。
メトロポイントからANAへは1ヶ月あたり20,000ポイント(18,000マイル)までしか交換できないという制限はあるものの、獲得したポイントを無駄なく交換できるメリットは大きく、ゆえにこの方法が 大量マイルを獲得するための一番の近道である と実感しています。
そして、毎月18,000マイルを1年間貯めると年間最大216,000マイル獲得できる計算となります。
この交換ルートで交換できる18,000マイルは、レギュラーシーズンの東京⇔沖縄を1往復できるだけのマイル数です。
それが1ヶ月で達成できてしまうポイントサイトとマイルの力って絶大だと思いませんか?
このメトロポイント経由でマイル化することを陸マイラー用語で、 ソラチカルート と呼んでいます。
ここまで、陸マイラーが大量マイルをどのように獲得していくかをお伝えしました。
お読みいただき、ありがとうございました。
私が陸マイラーを始めた頃は、大手出版社からこんな書籍が発売されていたようです。
時を経て今では……
年間4万マイルどころか、年間21万超マイルが常識です。
いい時代になったな。
というか、始めるならやっぱり「今」ですね!
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