SFC修行を考え始めた[きっかけ]とは?

私は、2017年1月~3月までに東京-沖縄間、沖縄-シンガポール間を2回、さらに東京-北京-ホノルルへ1回行きました。なぜそんな妙なフライトをする必要があったのか。その理由をご紹介します。
マイルを使ってどこへ行く?

ある日のことです。

保有するANAマイルが20万マイルを超えたので、

「そろそろ家族旅行の行き先でも決めよう!」

と、子どもたちが寝たあとで夫と話し合いました。

ソラチカルートで移行中のものやポイントサイトから交換前のものなどを集めると、その当時30万マイル程度はあったと記憶しています。

行先を決めるにあたって、夫の希望はこのとおり。

  • 日本が冬でも暖かい場所
  • 長すぎない飛行時間
  • 直行便
  • 子供でも楽しめる

これって……もうハワイじゃん!

もちろんグアムという選択肢もありですが、夫の気持ちはグアムよりもハワイでした

旅行予定時期は今年の年末休暇。
夫も私も会社に気兼ねなく長期休暇が取得できるということで、北欧に行ってみようか? という話も一瞬出ましたが、娘がまだ小さいので体力的な負担が少ないことも行先を決めるための条件となりました。

と同時に、ハワイであれば「日本は冬なのにハワイは暖かい(四季がない)」ことを体感する、いい機会ですし。

日本の四季とは異なる環境を感じるというだけなら南半球に行けばいいんですけどね、要するに夫はハワイが好きだから行きたいだけなのです

さらに話は続き、初詣はハワイの出雲大社で、なんていうのもいいかもしれないね~なんて話も弾みます。

 貯まったマイルの使い道を妄想する 

陸マイラーをしていて一番楽しいのは、この期間かもしれません。

ちなみに、どの程度マイルを貯めたらハワイへ行けるのかを知りたい場合は、こちらの記事に国内線、国際線のマイルチャートを掲載していますのでご確認ください。

陸マイラー歴9年目に突入!マイラー生活のメリットとデメリットとは?

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マイルは使う方が難しい!?

夫との話し合いによって、私たちが狙うべき特典航空券は【東京‐ホノルル便】と決まりました。

行先が決まったらあとは予約するだけです。
座席クラスはエコノミーに焦点を定めました。

国際線特典航空券の予約開始は355日前(出発日含まず)の午前9時(日本時間)から第一区間出発の96時間前までとなります。
電話予約も、ネット予約も同時に始まります。
また、国際線は 往復発券必須 となります。
 片道発券はできません ので、ご注意ください。

なお、電話予約の場合は、GW・お盆・年末年始などのハイシーズンは9時ちょうどにかけても混雑していてオペレーターにはつながらないことがほとんどです。
遅くとも9時15分程度前からかけて9時までオペレーターさんと話をしながら予約開始を待つことになります。

「そんなことするぐらいならネット予約のほうが楽じゃない?」

という声が聞こえてきそうですが、それこそ繋がらない、もしくは繋がったとしてもすでに「空席待ち」表示になっているというのがほとんどだと、実体験から断言します。

ですので、旅行のハイシーズンに特典航空券を予約したい場合は、面倒でも電話予約に挑戦してみましょう。

 「マイルは貯めるよりも使う方が難しい」 

は、陸マイラーならではの贅沢な悩みなのです。

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無常の「空席待ち」

さて、今年の年末年始はハワイ(ホノルル)で年越しするぞ! と意気込んでいた私は、まず予約開始日の9時にサイトに接続してみました。

無事に発券できれば、3年ぶりのハワイ。
特典航空券を利用しての旅行は2回目となります。

しかし、ハイシーズンの特典航空券予約をしたことがなかった私は、この時はまだ争奪戦の恐ろしさを心底理解してはいませんでした。

そんな甘い考えで挑んだ結果、当然ながらハワイで年越しという夢はあえなく散り去っていったのです

めげずに翌日も特典航空券争奪戦に挑みました。
今度は電話作戦です。

9時少し前に電話したものの、やはりなかなかオペレーターの方に繋がらず、繋がったときにはすでに空席は皆無。

そしてオペレーターのお姉さまからも

「もう少し早くお電話いただいた方がいいかもしれません」

と親切にアドバイスをいただき、電話を切りました。

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平会員では無理なのか?

ANAには、上級会員制度「プレミアムメンバーサービス」があります。
ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズという3つの区分があり、これらは全て1年間限定の資格となります。
1年間限定ということで、ステータスをキープするために毎年飛行機に乗りまくり、獲得条件をクリアし続けなければなりません。

そして、 上級会員ほど開放される特典航空券用の席は多い とされています。

もはや陸マイラーではなく空マイラーになるしかないのか!?(笑)

と、早合点してしまいがちですが、その必要はないのでご安心ください。
ANAにはもう1つ、準上級会員的な区分として、ANA スーパーフライヤーズが用意されています。
下の画像にある「SUPER FLYERS CARD」と書かれている部分がそれに当たります。

実際ANAのホームページにもプラチナ、ダイヤモンドと同列扱いで「優先予約」「優先取扱い」の文字が見えますね。

毎年ステータスキープのためにフライトを続けるのは立場的にも難しいので、私はANAスーパーフライヤーズの資格を得ることにしました。

なぜなら、ANAスーパーフライヤーズになるためには1年間で一度だけプラチナ会員になり、その期間中に「SUPER FLYERS CARD」(通称:SFC。以下そのように略します)を発行すれば年会費を払い続ける限り 半永久的にANAの準上級会員でいられる からです。

つまり、私が今回取得を決めたSFCは、ANA スーパーフライヤーズの資格を持つものだけが発行できる特別なANAカードなのです。

フライトで頑張るのは1年。
それなら私にもできそう! だと考えました。

そして、私のようにSFCを取得するために飛行機に乗りまくる行為のことを「SFC修行」、SFC修行をしてる男性を「修行僧」、女性を「修行尼」と呼ばれていることも知りました。

陸マイラー生活をしていれば、おのずと目に飛び込んでくるSFC修行の様子。
当時は羨望の眼差しでぼんやりと拝見しておりましたが、まさか自分が実行する側になるとは思ってもいませんでした。

あと数年経てば、現在9歳の息子だけでなく現在4歳の娘も進学します。
夫も私も仕事があり、お盆やお正月を除いて連休を取得するのもなかなか難しいという事情もあります。
我が家は旅行で学校を休むことはさせたくないと思っているため、今後ますます「特典航空券が取れない」事態に陥ってしまう可能性が大です。

であれば……

 やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい 

思い切ってSFC修行することを決めたのでした。

本日のまとめ
ハイシーズンの特典航空券取得率をアップさせるために、ANAの会員ステータスを上げよう(ただし、必須ではない)

お読みいただき、ありがとうございました。

今回はSFCのメリットとして特典航空券予約のしやすさをご紹介しましたが、ほかにも得られる特典はたくさんあります。
また、SFCを取得するための具体的な方法も合わせて後日記事にまとめます。

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